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2008/03/04 (Tue)
1303.jpg『1303号室』  -APARTMENT 1303-
2007年 日本
【監督】
及川中 
【脚本】
大石圭
佐藤孝昌
及川中
【原作】
大石圭
【プロデューサー】
橋口一成
【キャスト】
中越典子
板谷由夏
初音映莉子
深田あき
街田しおん
松尾敏伸
大谷直子
古田新太 

世界20か国以上での公開が決定した、実力作の恐怖!

その時・・・臭いがした。
肉のような何かが腐って溶けて、ドロドロになって崩れていくときのような……胃の奥から吐き気が込み上げてくるような……不吉で、不気味で、忌まわしい、あの臭い。

拍手[0回]


海からの風に揺れるカーテン。染み一つない綺麗な部屋。「1303号室」のプレートが真新しく光る。

憧れだった、海の見える高級マンション。緑川沙弥香の胸は高鳴る。明日から恋人の岩田健一郎と共に同棲生活が始まるのだ。引越しを終えた二人は友人を招き、ホームパーティーを開く。友人たちの祝福に囲まれ、沙弥香は人生最高の日を迎えていた。
 
 パーティーも終盤を迎え、沙弥香は飼い犬のサマンサを追って和室に踏み入った。鼻をくすぐる、何かの腐ったような臭い。押入れの襖に何者かの気配があった。リビングに戻り、頼りない足取りでベランダへと向かう沙弥香。健一郎は不信の目を向ける。明らかに様子がおかしい。

沙弥香はソファに置かれたクマのぬいぐるみを抱き、健一郎に微笑みかけると、そのまま躊躇なく地面へと身を投げた。コンクリートの表面に叩きつけられ、ありえない方向に曲がった沙弥香の四肢。笑っているような顔。身体から染み出す赤黒い液体……。
人形のように綺麗な少女がクマのぬいぐるみを拾い上げ、囁いた。

「また落ちちゃったね……」

 沙弥香の葬儀の日。姉の真利子は健一郎から沙弥香の死が自殺ではないと聞かされる。真利子は沙弥香の死に不信を感じ、部屋の整理も兼ねて1303号室を訪れる。

一度も使われることのなかった寝具。
姉妹の写真。
壁に貼られたままの、引越し予定表。
部屋に置き去られた携帯電話には、はしゃぐ沙弥香のメールが残されていた。
真利子は髪の絡みついたピアスを拾う。沙弥香の趣味ではない、古びたものだった。

  真利子は隣室(1302号室)の少女を訪ねる。その手にはあのクマのぬいぐるみが抱きしめられていた。散らかされ荒廃した部屋の中で少女は一人、母親の帰りを待っている。
「お姉ちゃん。隣のお部屋、怖くないの?」
「隣の女の人は、みんな死んじゃうんだよ」
人形のように美しい、無表情な隣室の少女。彼女との出会いが真利子を『1303号室』の惨劇へと誘う……。

【オフィシャルサイト】
 
http://www.1303.jp/ 
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